鉛温泉 藤三旅館
(岩手県)


東北自動車道南花巻I.C.から西へ走り、途中志戸平、渡り、大沢温泉を通り過ぎると鉛温泉に行き着く。
田宮虎彦の小説「白銀心中」の舞台となった温泉が鉛温泉。木造3階建ての鄙びた建物は、昭和の温泉という雰囲気を十分に味わえる。
外来入浴は、向かって右の湯治部の入り口から入る。近年、浴室付近を大改装し、きれい内湯と露天がセットになった「桂の湯」ができた。
しかし、ここの名物、立って入る「白猿の湯」は健在だ!

単純温泉 源泉温度57.0度 電話 0198-25-2311


藤三旅館名物、混浴白猿の湯。
宿泊した場合には女性専用タイムもあるので、混浴が苦手な方も大丈夫。
立って入るお湯「立ち湯」としては、最近 いろいろなところに作られてはいるものの、ここが日本一なのは間違いないところ。
湯量も豊富で、浴槽のふちから源泉があふれ流れていく、とても気持ちのよい湯。

新しくできた桂の湯の露天風呂。
内湯からそのまま露天風呂に出られるようになっている。
この浴槽から階段を数段下りたところにもうひとつの浴槽が作られている。

川の高さに近いところに作られた浴槽。
3人ほどでいっぱいになるよくそうだが、すぐ下を流れる豊沢川のせせらぎを身近に感じながらの入浴はすばらしいものがある。
川との一体感を目指したこの露天は、温泉好きには堪えられないものだ。

機材:Canon G2

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