相乗温泉 羽州路の宿 あいのり
(青森県)

2005.1.3


青森県の人には懐かしい温泉が復活しました。以前は温水プールやウォーターコースターを備える温泉レジャー施設でしたが、倒産しここ数年廃墟になっていたのです。
しかし2004年12月に、老健施設とともにこの温泉宿「あいのり」がオープンしました。
内湯に露天風呂、そして単純温泉と自然湧出の含鉄食塩泉の源泉浴槽を備える源泉掛け流しの宿です。
けっして背伸びしない浴室・浴槽の大きさと掛け流しの2種類の湯は温泉好きの人々にもきっと愛される施設になることでしょう!

施設データ)
日帰り入浴:10:00-20:00 300円 大広間休憩別途300円 個室休憩2名以上一人1050円(他に730〜2600円の食事代必須)要予約
宿泊:6300円〜10500円(2食付) 休日前1000円UP 一名のみ利用は2000円UP
湯治プラン:2泊6食 11,550円   1泊朝食付4700円

源泉1(鉄泉浴槽):ナトリウム塩化物泉(自然湧出、湧出量測定不能),泉温43.4度C(気温20度C),ph7.23
源泉2(内湯、露天):単純温泉(自噴83リットル/min),泉温52.4度C(気温-1度C),ph8.35

電話:0172-49-5005


平屋建ての横長の施設。
場所は、旧あいのり温泉のちょうど温水プールのあったところあたりでしょうか。
国道7号線の秋田県境のすぐ手前を右に降りたところで、温泉ホテルだった高いビルがあるのですぐわかります。

両脇に宿泊・休憩用個室が並ぶ長い廊下の突き当りが浴室です。
天井はかなり高く、木材を生かした造りが心を癒してくれそうです。
部屋をのぞいて見ましたが、けっこう小さめのようでした。

内湯を抜けたところに露天風呂があります。
岩風呂でけっこう大きくて20人くらいは余裕で入れます。
冬の間は、ちょっとぬるめのようですが、源泉掛け流しは守られているようです。

内湯を出たすぐ横に、二人しか入れないのですが鉄泉の浴槽があります。
口に含んでみましたが、かなに塩分が濃く、鉄の香りがします。
また泡つきもよいようです。
浴槽からあふれた湯がまわりに敷き詰められた小石を真っ赤に染め上げ、成分の濃さを物語っています。
古遠部の湯に似ていると思います。

鉄泉の源泉注ぎ口。
浴槽もまわりの小石も真っ赤に染まっています。

機材:Panasonic FZ-10

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